2020年12月12日土曜日

SSTR2020参戦記 ~準備編~

 SSTRという、日の出から日の入りにかけて、日本列島の東海岸から日本列島の西海岸、石川県の千里浜まで駆け抜けるバイクイベントに参加してきました。

前回、SSTRについて紹介した記事

 埼玉県在住の私にとっては、関東の太平洋岸からスタートして千里浜に向かうことになりそうでした。日の入り近くに千里浜に到着することになるので、体力的なことを考えるといつものような日帰りツーリングとはいかなそうです。最低でも一泊するための装備を積載することが必要となります。それに加え、滅多に訪れることのない石川に向かうわけですから、お土産などが積載できるようにするなど、いろいろと準備が必要になりました。

 ここでは、このイベントで完走を目指すために行なった準備について紹介します。



トップケース


 これまでのツーリングでは、ソフトバッグをタンデムシートに括り付けて行なっていましたが、コンビニや道の駅、SAやPAで停車するたびに、ソフトバッグの脱着を行なうことに煩わしさを感じていました。小汚くなっていたソフトバッグなので誰も持って行かないとは思うのですが、休憩から戻ってきて残念な思いをしたくないので、基本的には、都度脱着していました。この煩わしさを解消すべく、今回はハードケースの導入に踏み切りました。


SHADのトップケースを取り付けられるようにしたモンスター号

 わが家のモンスター号、DUCATI MONSTER400、は2004年式と古いためハードケースを取り付けるためのリアキャリアなども市販品を見つけられなかったのですが、わが家に来た時には社外品と思われるアタッチメントが装着されていたので、ここに取り付けるようにしたリアキャリアを製作し、ハードのトップケースを取り付けました。

※ しかしこのアタッチメントはSSTRの帰路、破断するというアクシデントに見舞われました



USB電源


 SSTRでは日の出から日の入りまで、10時間以上の旅程となります。ツーリングの時間としては、日ごろのツーリングとそう大差がないので、特にスマホが電池切れを起こすようなことはないかもしれません。


USB電源を増設

 しかしながら、SSTRではスタート地点、立ち寄った道の駅やSA/PA、ゴールの千里浜なぎさドライブウェイなど、スマホを使ってSSTRのシステムにアクセスして登録する必要があります。万が一、スマホがバッテリ切れになったりしないように、モバイルバッテリを携帯することにしましたが、折角なのでスマホやモバイルバッテリを充電するためにUSB電源口を増設しました。



シートアンダートレイ


 モンスター号はシートの裏側に収納スペースが存在するものの、それ以外には収納スペースが無く、ETC車載器はリアフェンダーの上にマジックテープで固定するような形で設置していました。このリアフェンダーを置き換えてトレイにするキットがまだ市販されていたので、これを取り付けて収納スペースを確保することにしました。


シートアンダートレイを装着

ここに、増設したUSB電源口を納め、走行中にモバイルバッテリを充電できるようにしておきました。



ナビ


 これまで、ツーリングにはナビを使用しておらず、事前のルート確認や、道路案内標識を参考にする程度で、道を間違えたら都度、ツーリングマップルやGoogleマップで確認していました。

 多少のタイムロスはあるものの、その日のうちに帰り着けばいいような、時間制限のほとんどない状況だったので特に問題となっていませんでした。

 しかしSSTRの場合、日の入りまでに千里浜に辿り着く、というルールがあるのでタイムロスが問題となる可能性が出てきました。

 スマホをナビにすることも考えましたが、先に述べたようにSSTRではスマホでSSTRのシステムにアクセスする必要があるので、スマホのバッテリー切れは避けなければなりません。


カーナビを使用するためにソフトケースとUSB電源を増設

 これにはモバイルバッテリーやそれを充電するためのUSB電源口を増設したので気にしないでよいかもしれません。それ以上に気になったのは、やはりスマホの耐久性でした。スマホは車載用に作られたものではないので、車載専用機ほど振動や熱に強いとは思えませんでした。そんなスマホをナビに使って、スマホが壊れてしまったら精神的にも懐的にもダメージが大きいですし、それがSSTR参戦中だったら目も当てられません。

 そこで、わが家のゴルフ号、フォルクスワーゲン ゴルフ3、で使用しているカーナビを拝借することを考えました。このカーナビをハンドルバーに設置するためのソフトカバーと、ナビに給電するためのUSB電源を設置しました。



SSTR2020参戦記 ~ルート検討~へ続く


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