2022年10月1日土曜日

SSTR2022参戦記 -アフターSSTR 飛騨高山~帰宅編-

 本日はPremiumSSTR2022の開催日ですね。参加される皆さんは、今頃太陽との追いかけっこを楽しんでいることでしょう。どうぞご安全に。

 私は今回のPremiumSSTRには参加していませんが、5月に開催されたSSTR2022に参加してきました。

 前回は、SSTR完走翌日以降のツーリングであるアフターSSTRについて、能登半島を巡ったときの様子を紹介しました。


 今回は、能登半島を出てから無事帰宅するまでを紹介しています。



飛騨高山へ


 能登半島巡りを終え「道の駅 のと千里浜」で一服したのが15時半頃。ここから埼玉県の自宅まで一気に帰るのは大変なのでもう一泊することにし、飛騨高山あたりがちょうどよい距離に感じたので、飛騨高山の宿をおさえて飛騨高山に向かいます。

 R415で氷見に抜け、氷見スーパー農道で市街地を迂回してR160に入り、R8-r31-r62-r69と乗り継いでR41に入ります。快適に流せた能登半島とは大違いで、流れが悪くじっと我慢の走行を強いられました。

 R41もいい道だったのですが、そこそこ交通量があって快適に流せたとはいえず、ストレスを感じる走行を強いられた区間でした。

 R471との分岐を過ぎる頃にようやくスムーズに流れるようになり、夕闇迫る中を気持ちよく駆け抜けることができ、R472を南下して、この日の宿に辿り着きました。

 宿の前にモンスター号を停めて、荷解きをしていると中からほろ酔いのお兄さんが現れて、SSTRのことについて語り合いました。なんでも、宿のレストランから私が宿に入ってくる姿が見えて、モンスター号にSSTRのゼッケンが付いていたものだから、たまらず飛び出してきたのだとか。

 てっきりお兄さんも参加者なのかと思って話をしていたのですが、今にして思えば、いつかは参加したいと思っている、という感じの話しぶりだったんだなと思います。お兄さんは今回のPremiumSSTRには参加したのかな。いつかは参加して、この疲労と感動を味わってくれたらな、と思います。


アフターSSTR二日目


 飛騨高山で一泊して、どういうわけか悪夢を見て飛び起きた二日目は、素直に帰宅することにしました。もう一泊できる予定を組んでいたのですが、翌日は天気が崩れそうだったので、気持ちよくSSTRを終わりにするためにこの日で私のSSTRを終わりにすることにしました。

 朝食を済ませ、帰宅までのルートを考えます。

 R158-R254-R299と辿ると、適度に山越えを堪能して埼玉県まで帰ることができそうでしたが、ちょっと寄り道することにして、R158-R153-R152-R299というルートで帰ることにします。


アフターSSTR飛騨高山から帰宅するまでのルート

あまり気持ちよく走れなかったR158


 SSTRでは多くの方がルートに組み込んでいると思われるR158による安房峠越えですが、このR158は上高地へ向かう観光道路でもあるため、流れが悪くなるのではないかという思いがあって、私はルートに組み込むことを避けてきました。

 この日は時間に制約のないアフターSSTRであり、平日の月曜日ということもあったので、久しぶりにR158を走ってみることにしました。

 裏道で高山市街をパスして、R158に乗っかります。渋滞しているわけではないのですが、そこそこ交通量があって、はみ出し追い越し禁止区間が延々と続くため、やはり快適に流すことができませんでした。

 確かこのときは、平湯峠も安房峠も車両通行止めになっていて、平湯トンネルと安房トンネルで味気ない北アルプス越えを果たします。やはり長野県に入ってからも快適とは言い難いペースでR158を下り、松本に入る辺りから、「日本アルプスサラダ街道」と「アルプスグリーン街道」と乗り継いで、塩尻に抜け、R153に乗り換えて南下します。


遥か彼方に越えてきた北アルプスの頂が見えます「道の駅 今井 恵みの里」

小野酒造


 ちょっと道を逸れてR153を下ったのは、小野酒造さんに寄るためでした。

 お酒はもっぱらビール党で、昔ながらの日本酒は苦手なのですが、最近は飲み口がふんわり甘い日本酒なら口に合うことが判り、日本酒をいろいろと試しているところです。

 そこで、かつてわが家のバス号、フォルクスワーゲン レイトバス、で中山道を辿った縁もあって「夜明け前」を醸す、この小野酒造さんに立ち寄ってみたのでした。


「夜明け前」の小野酒造さん駐車場にて

 お店の方に相談に乗ってもらって、まずは基準となる火入れの「夜明け前 生一本」を購入し、小野酒造さんをあとにします。


R299


 小野酒造さんからはr50-r16と乗り継いでR152に乗っかってR299に入ります。

 R299メルヘン街道は過去に何回か通ったことはあったのですが、とても気持ちよく走ることが出来ました。路面が結構荒れているので飛ばすと危険かもしれませんが、のんびり流すにはとても気持ちいいルートでした。

 気持ちよく流して高度を上げていき、途中にある展望台「日向木場展望台」で一服します。


R299「日向木場展望台」にて

 太陽が照り付けていましたが、吹き抜ける風は冷たく、メッシュの革ジャンを着たままでも過ごしやすい気候でした。反対側からやってきたお兄さんと、どちらからともなく話をしました。とてもゆったりとした雰囲気のお兄さんで、話していて気持ちが落ち着いてくるような感じの方でした。

 一通り話したあと、お互いにそれぞれの方向へ進みました。


「日向木場展望台」より茅野市街を望む

帰宅


 再びR299を東に向かいますが、疲れが溜まっているのか集中力が切れてきたので、ゆっくり流して、麦草峠を越えて佐久穂町に入り、当初はこのままR299で十石峠を越えて埼玉県に帰るつもりだったのですが、ここまでのR299で満足もしたので、高速に乗って帰ることにしました。


R299麦草峠

 といいつつも、ナビの設定を間違えていて途中で高速を降ろされたりとかいろいろと迷走させられて、結局のところ、R254で内山峠を内山トンネルでパスして、下仁田ICで上信越道にIN。

 そのまま関越道に乗り継いで、無事、帰宅し、私のSSTRを終えたのでした。