2021年2月28日日曜日

SSTR参戦記 ~参戦・前編~

 SSTRという、日の出から日の入りにかけて、日本列島の東海岸から日本列島の西海岸、石川県の千里浜まで駆け抜けるバイクイベントに参加してきました。

 前回までに、SSTRに参加するにあたってわが家のモンスター号、DUCATI MONSTER400、に行なった旅の準備についてや、走行ルートの検討について紹介しました。

前回、SSTRについて紹介した記事

 今回から、実際に参戦した様子を前編・後編に分けて紹介します。まずは前編から。



モンスター号の旅仕様化


 今回の参戦に当たり、モンスター号に以下の装備を行ない、旅仕様へと換装しておきました。

  • カーナビの取り付け+USB電源の取り付け
  • シートアンダートレイの装着+モバイルバッテリー充電用シガーソケット増設
  • 自作リアキャリア装着+ハードケース装着

参戦日時の選定


 上記のようにモンスター号の準備を済ませ、10/1からのmySSTR2020開催を迎えました。

 しかしながら、10/1~10/23は、出発地点や立ち寄りカ所の登録をスマホで行なう"SSTRシステム"が未だ使用できない、また10/24は当初の延期開催予定日のため混雑が見込まれるため、SSTR期間外扱いとなっていたため、私は10/25以降の参戦とすることとし、10/25以降の最初の土曜日となる10/31を参戦日と定めました。

 関東から参戦する身としては日帰りでの参戦は体力的に厳しいため、最低でも一泊する必要がありました。当初の5月開催のときは、SSTR参加者の多くの人が宿を取ったためか宿泊先を探すのに一苦労でしたが、今回は分散開催となったためか、比較的すんなり宿を確保することができました。

 こうしていよいよSSTR参戦当日を迎えました。


SSTR2020スタート


 まだ日の昇らぬ4時に起床。前日に準備しておいた装備一式をモンスター号に搭載し、エンジンを始動。調子は悪くない。

 出発予定地とした千葉県塩浜の当日の日の出時刻は6:01。

 時間の余裕もたっぷりあるし、今回の装備で近場を回ったりして、すべて問題ないことを確認済み。SSTR参戦への興奮冷めやらぬ中、出発予定地に向かう。

 しかし、高速道路に乗った辺りから、さっそくトラブル発生。ナビの調子が良くない。USB電源コネクタが接触不良を起こしているのか、ナビがON/OFFを繰り返すばかりとなり、ほとんど役に立たない状態となってしまった。

 とはいえ、出発予定地とした塩浜には一度下見に行っていたので、ナビが使えずとも記憶を頼りに何とか到着することができた。

 日の出まで30分、だんだんと明るくなりだした海を見ながら物思いに耽る。SSTR参加者と思われるソロライダーが2台通過したのを見かける。

 そうしていよいよ日の出時刻を迎えるが、まだ太陽は顔を完全には出さず、数分を問題にすることは無い想定だったので、太陽が完全に姿を現すまで日の出を噛みしめてから、SSTRシステムにスタート地点登録を実行。


日の出、SSTR2020の始まり

 いよいよ、太陽と追いかけっこの開始。

 まずは首都高速に乗って、指定道の駅である「道の駅八王子滝山」を目指す。


首都高 ― 中央道 ― 道の駅 八王子滝山


 土曜日の早朝、というほどでもない時間帯であることから、首都高、中央道ともに予想通り大渋滞。しかし、これは想定の範囲内だったので、焦らずひたすら我慢の走りをして八王子ICで高速を降りる。

 渋滞よりも、ナビが使えなくなっているのが痛手だった。SRX号でツーリングしていたときはナビを使っていなかったことを思えば大きな問題ではないはずなのだが、今回は、日没時刻という時間制限があるのでちょっと焦る。

 案の定「道の駅八王子滝山」へもすんなり行けず、曲がる交差点を間違え、大回りして到着することになったが、ここまではまあ時間通り。

 天気も良かったせいか、道の駅には多くのバイクが停まっていた。SSTR参加車両も十数台はいる感じである。皆、グループ参加しているようで、ソロライダーは見かけなかった。


道の駅 八王子滝山

 道の駅では道の駅スタンプを押すことが推奨されていたが、まだ道の駅のオープン時間前であるためスタンプは押せないのではないかという思いと、そんな時間の余裕もないと思われたのでスタンプを探すことはしなかった。

 トイレを済ませ、缶コーヒーを飲みながら、地点登録を済ませ、家族にも連絡。早々に道の駅を後にし、再び中央道に乗って、次の登録予定地である談合坂SAを目指す。


道の駅 八王子滝山 ― 中央道 ― 談合坂SA


 道の駅 八王子滝山を出発し、八王子ICから再び中央道へ。

 中央道は相変わらずの渋滞で、圏央道との合流までは想定の範囲内だったが、その先もあまり進みが良くなかったように記憶している。

 そのせいか、談合坂SAに着いたのは、想定の一時間遅れとなってしまった。

 千里浜への到着は想定では、日没時間の17時頃。時間に余裕を持って見積もっているため、ある程度挽回できる想定だが、それを休憩時間に充てるつもりでいたので、あまりゆっくりしていられない。

 ここでもトイレを済ませ、缶コーヒーを飲んですぐに出発。

 いつもだと談合坂SAはバイクの品評会かと思うほどのバイクの数だったが、この日はそうでもなかった。SSTR参戦組はやはり十数台程度か。


中央道 談合坂SA

談合坂SA ― 中央道 ― 安曇野IC


 ひたすら中央道を進む。結局、渋滞は甲府ICくらいまで続き、その後も何カ所かで事故渋滞が発生していて、しばしばペースダウンを余儀なくされた。

 双葉SAで休憩。トイレと缶コーヒーによる糖分補給。給油にGSに向かうが、ここでも大渋滞。給油に向かうバイクが7-8台列を成していた。うちSSTR参戦組は4台位か。


中央道 双葉SA

 普段SAでの給油はあまりしたことが無かったのだが、給油でこんなに並んで時間をロスすることは予想していなかった。

 みどり湖PAで休憩。やはり想定時刻より一時間ほど遅れている。


中央道 みどり湖PA

 ここで、ここから先のルートを切り替える予定だった。

 R158は上高地への観光客が多いうえ、片側交互交通が多く、通過に時間がかかるとの情報がSNSで発信されていた。時間に余裕ができれば、R158を使う山越えルートを採る予定だったが、余裕どころか想定時間から一時間遅れていた。

 そこでR158は諦め、R148を北上するルートとすることにし、たいした休憩も取らず、安曇野ICへ向かう。


SSTR2020参戦記 ~参戦・後編~へ続く



2021年2月20日土曜日

アウトシュタットの思い出(2001年) ベントレー館

 20年ほど前に訪れたAutostadt(アウトシュタット:フォルクスワーゲン社の自動車テーマパークのようなもの)の紹介をしています。

 アウトシュタットの中には、フォルクスワーゲングループ各社のパビリオンのような建物があります。

 前回紹介したランボルギーニ館に引き続き、今回はベントレー館を紹介します。



ベントレー


 ベントレーといったら、”きっと一生縁がないと思われる高級車”というイメージしかなかったのですが、実はフォルクスワーゲン・グループの一員のようで、しっかりとアウトシュタットの中にパビリオンを構えていました。


ベントレー館 "The BENTLEY Pavilion"



 アウトシュタットの入り口である"Konzern Forum"から左手に進むと、小高い丘の中腹に、丘の中へと導くように入り口が設えてあるパビリオンが、ベントレー館です。


奥に見えるのが、ウォルフスブルクの象徴、4本煙突

 丘の中腹にある入り口に向かって階段を昇ってベントレー館の中に入っていきます。奥に見えるVWの工場の象徴でもある4本煙突の重厚さを感じることができます。

 パビリオン内には、当時はベントレーのコンセプトカーのような車が展示されていました。


パビリオン内に厳かに展示されていたベントレーのコンセプトカー?

 現在では”ベントレー館”という名称ではなく、"PREMIUM CLUBHOUSE"というパビリオンになっています。名前から察するにフォルクスワーゲン・グループの高級路線の車が展示されているのかもしれません。

 アウトシュタットの公式ページを見ると、ブガッティのヴェイロンが展示されているようです。




2021年2月13日土曜日

バイク弁当の大滝食堂さんが再開予定です

 コロナウイルスによる緊急事態宣言のため、不要不急の外出を控えているため、遊びに行くくことがなくなってしまいました。

 今は外出を我慢して、いつかコロナウイルスに打ち勝ったときに、どこに行こうかと思いを馳せる日々が続いています。



バイク弁当の大滝食堂さん、再開予告がありました


 かつて、秩父から山梨に抜けるR140沿いに存在し、賑わいを見せていたバイク弁当の大滝食堂さんですが、昨年末に移転のため閉店するというお知らせがありました。

バイク弁当の大滝食堂さんの閉店について触れた記事はコチラ

 当時は、再開時期・場所は未定となっていましたが、とうとう再開のお知らせが大滝食堂さんのFacebookに以下のように掲載されていました。


 新店舗は埼玉県の小鹿野町にある「バイクの森」とのこと。

 「バイクの森」は現在閉館中の施設のようで、かつてはバイクの博物館として開館していた施設のようです。

 私は行ったことはなかったのですが、秩父から群馬を経由して長野に抜けられるR299に近い場所にあるようです(R299十石峠付近は現在通行止めのようですが)。

 建物自体は大きそうなので、この中には大滝食堂さんの他にもなんらかのバイクに関連する店舗が入居する予定なのかもしれませんね。

 再開して落ち着いたら、またバイク弁当を食しに、訪れたいものです。


ずっと昔に大滝食堂さんを訪れた時の一コマ、イベントを開催してました