2020年3月20日金曜日

自作リアキャリア装着

 そろそろツーリングにいい季節が近づいてきたので、わが家のモンスター号、ドゥカティ モンスター400、のツーリング仕様化を着々と続けています。



モンスター号の積載能力



 私が鉄騎馬に跨る理由は、風を感じながら自然の中を駆け回ることにあります。そうして出会った景色たちを写真に収めたり、旅先で出会ったおいしいモノたちを買って帰ったりするのも醍醐味の一つです。

 そんなわけで、私の鉄騎馬にはある程度の荷物が積めることが必要なのです。わが家のモンスター号は、本来であればかっこいいリアカウルによってタンデムシートが覆われており、リアに荷物を積むことは難しい状態となっています。しかしながら、わが家のモンスター号がわが家に来た時には、そのリアカウルは取り払われており、社外品と思われるグラブバーもどきが取り付けられていたのでした。

 このような状態ですと、タンデムシートにバッグをくくりつけることで、私にとっては十分な荷物積載能力を発揮できていたのですが、バッグのくくりつけ方がしっくりこず、ここがツーリングに向けての課題と感じていました。


モンスター号に自作リアキャリアを取り付ける



 わが家のモンスター号は2004年式とやや古い車体なので、社外品のリアキャリアを探したのですが入手可能なものを見つけることができませんでした。

 というわけで、モンスター号に取りつけるリアキャリアを自作してみました。

!注意!後日、このリアキャリアを取り付けた鉄パイプが破断したため、使用を取りやめました。ここで紹介した自作リアキャリアは、失敗例となります。


自作したリアキャリア

 このリアキャリアによって、タンデムシートの後方に平らなスペースが確保できたので、ちょっと大きめのバッグも搭載可能になりました。


自作リアキャリアを取り付けたモンスター号の外観

 多少武骨になってしまった感は否めませんが、それほど目立たない感じに仕上がったのではないでしょうか。時間を見つけてツーリングに行きたいものです。


2020年3月15日日曜日

ハンドルバーエンドの交換

 段々と暖かくなってきたので、わが家のモンスター号、ドゥカティ モンスター400、もツーリングに向けて少しずつ準備を進めています。



ハンドルバーエンド(恐らく標準品)



 わが家のモンスター号は中古車なのですが、前オーナーさんによってハンドルが換えられていました。そのときのハンドルバーエンドは、ポリプロピレン製っぽい乳白色の樹脂製のものが装着されていました。グリップは黒なので、この白い樹脂製のハンドルバーエンドが目立っていたので機を見て交換しようと思っていました。

 しかしこのハンドルによるライディングポジションが私にはしっくりこなくて、悩んだ末、標準ハンドルに戻しました。

標準ハンドルに戻したときの記事はコチラ

 標準ハンドルに戻したら、ハンドルバーエンドもかっこいいものになるのではないかと期待していたのですが、仕上がってきたのは黒い樹脂製のハンドルバーエンドでした。


標準ハンドルに戻してもらったときのハンドルバーエンド

 以前ついていた白いものよりは目立たなくなりましたが、チープさは否めません。


ハンドルバーエンド(社外品)



 以前の愛馬であったSRX号、ヤマハSRX400、のハンドルバーエンドはメタルっぽい、もう少し豪華なものが付いていました。

 そこで、今回、このハンドルバーエンドを社外品に交換することにしました。ツーリングの準備、ではないですね。

 近所のバイク用品店で見たところ、たくさんの種類のハンドルバーエンドがあって悩みましたが、あまり目立たず、高級感が漂っているように感じられた、POSHさんのソリッドバーエンド ユニバーサル マットカラーシリーズを選択しました。

 標準ハンドルについていたハンドルバーエンドは嵌め込んであるだけのようで、プライヤーで挟み込んで捩じれば容易に取り外すことができました。そこにPOSHさんのハンドルバーエンドを19mm用ラバー(大)を取り付けてハンドルバーに差しこみ、ハンドルバーエンドにあるネジを締め込んで、ハンドルバーエンドを固定します。


新調したハンドルバーエンド

 以前より、強そうな感じになりましたが、それほど主張するわけでもなく、なかなかシックにまとまったのではないでしょうか。



2020年3月12日木曜日

道の駅一覧マップ

 わが家では、フォルクスワーゲンゴルフ3のゴルフ号、フォルクスワーゲンレイトバスのバス号、ドゥカティモンスター400のモンスター号、と共に暮らしていて、時間を見つけては彼らとともに自然の中に駆け出しています。今回は、そんな旅の途中の立ち寄りスポット、「道の駅」を取り上げてみます。



道の駅



 クルマやバイクで出かけると、私が必ずといっていいほどお世話になるのが「道の駅」。「道の駅」ではトイレ休憩といっただけではなく、たいてい地域の農産物直売所や名産品を取り揃えたお土産物屋さんが併設されているので、そこで地の物を物色するのが楽しみの一つです。

 そんな道の駅ですが、2020年3月の時点で全国に1160駅あるそうです(道の駅公式ホームページより)。


全国の道の駅一覧マップ



 関東近辺の「道の駅」には立ち寄ることが多いのですが、この際、全国の「道の駅」がどこにあるのかを、Googleマップにプロットしてみました。


道の駅一覧マップ

 全部プロットすると、なんと日本地図が塗りつぶされてしまいました。いつかはすべての「道の駅」を回ってみたいものです。


2020年3月2日月曜日

カーナビの昼夜表示が変になった

 わが家のゴルフ号、フォルクスワーゲン ゴルフ3、にはカーナビとして、ユピテルさんのポータブルナビ”YPB554”を使用しています。このカーナビは、それまで使っていたPSP+MAPLUSポータブルナビを不慮の事故で故障させてしまったため、一年半ほど前に購入して使用していました。

 ところがこのカーナビ、いつの頃からか、日が沈んでも表示が昼モードになったままで、暗闇の中で白基調の背景でバックライトを煌々と照らしているという症状に悩まされていました。



取りつけタイプのカーナビの昼夜モード



 カーナビには大抵、昼モードと夜モードというものが備わっていると思います。昼モードは明るい車内でもカーナビが見やすいように、白っぽい背景の地図に、バックライトも明るめにしていたりします。一方、夜モードは、車内が暗いことを想定して、黒っぽい背景の地図に、暗めのバックライトとして、暗がりに慣れた目に不必要に明るい光を入れないようにしてくれているようです。

 クルマに取り付けられているカーナビの場合、クルマから電源だけでなく走行速度情報などの情報を取得していて、その情報の一つにヘッドライトの点灯状況があります。このヘッドライトの点灯状況から、昼か夜か(というより、ヘッドライトを必要とする明るさかどうか)を判断して、昼モード、夜モードを切り替えることができます。もっとも、最近のクルマは、直接周囲の明るさを検出して切り替えているかもしれませんね。


ポータブルナビの昼夜モード



 ポータブルナビは、その名の通り”ポータブル”なので、クルマから容易に取り外しできるようになっているため、クルマとは電源ケーブルしか繋がないものが多いと思います。そのため、取りつけタイプのカーナビのようにヘッドライトの点灯状況から周囲の明るさを推測することができません。

 では、どうやって昼モード、夜モードを切り替えているのでしょうか。

 時刻が判れば昼か夜かが判るので、たとえば、午前6時から午後6時までは昼モードとし、午後6時から翌朝の午前6時までは夜モードとする、ということができそうです。しかしながら、季節によって日の出・日の入りの時刻は変わるので、これだと夏場はまだ明るいうちに夜モードになってしまったり、冬場は暗くなってからもしばらく昼モードが続くといった感じになり、適切な切り替えとはならなそうです。そこで時刻だけでなく日付も判るなら、日の出・日の入りの時刻が判るので、その時刻に合わせて、昼モード、夜モードの切り替えを行なうことで、季節に合った昼モード・夜モードの切り替えが実現できそうです。


症状



 そんなわが家のポータブルナビですが、いつの頃からか日が沈んで周囲も暗くなっているのに、いつまで経っても夜モードにならず、車室内を煌々と照らす眩しいカーナビとなってしまっていました。この異常に明らかに気づいたのは去年の年末でしたが、去年の秋ごろからなんとなく違和感を覚えており、その頃はそんなに大きくずれていなかったので、まあそんなものかとあまり気にしていなかったのでした。


すっかり日も暮れたというのに煌々と輝いているカーナビの画面

 上の写真のように、周囲はすっかり暗くなっているのに、カーナビの画面はこのように明るく光り輝いているのです。ではいつになったら夜モードに切り替わるのかと様子を見ていると午後6時40分頃に夜モードに切り替わっていました。このように切り替え時間が中途半端な時間であることから、昼モード・夜モードの切り替えは、年間通して同じ時間に切り替わるのではなく、日付に連動して切り替え時間が変わっているのではないかとの推測が立ちました。

 上の写真をもう一度見ると、カーナビの示す時刻は午後5時46分となっています。撮影したのは今年の1月中旬だったのですが、この頃の埼玉県の日の入り時刻は午後4時50分頃となっています。なんらかの原因で、日の入り時刻を勘違いしてしまっているのではないかと思われました。

 ただ、ここで一つ不可解なのは、去年の冬にはそんな現象に遭遇していなかったはずなのです。

(日の入り時刻は国立天文台のページを参考にさせていただきました。)


GPS週数ロールオーバー



 というわけでいろいろとネットを徘徊したところ、この原因と思わしき事象に辿り着きました。それが”GPS週数ロールオーバー”と呼ばれる事象です。

 なんでも、GPSでは「GPS時」と呼ばれる独自の時刻体系が使われていて、現在の時刻を、1980年1月6日午前0時(日本時間の午前9時)を起点として、この起点から○週目の○秒目という具合に「週」と「秒」だけで表現しているとのことです。それで、この週の数が1023までしか数えられず、1024週目になると0週目に戻ってしまうというのです。

 この0週目に戻る事象が、2019年4月17日に発生していたというのです。このことから想像するに、GPS上では1024週前の日付であると認識していて、つまり、2020年1月は、2000年5月頃だと認識しているのではないかと推定できます。

 試しに、前出の国立天文台のページで今年の5月の日の入り時刻を調べてみると、午後6時40分前後。これはもう、このカーナビの異常はこの”GPS週数ロールオーバー”に原因があるとみて間違いなさそうです。

(GPS週数ロールオーバーについては、こちらの内閣府宇宙開発戦略推進事務局のホームページに詳しく説明してありますので、ご参考まで)


GPS週数ロールオーバー問題の解消方法



 さて、わが家のカーナビがおかしくなった原因は判ったのですが、これを直せるかどうかが問題となります。

 こちらはそんな悩むほどでもなく、ちゃんとユピテルさんのホームページに問題の解消方法が掲載されていました。

 ユピテルさんのホームページからアップデーターをダウンロードして解凍し、microSDカードにそのファイルをコピーしたのち、そのmicroSDカードをポータブルナビに差し、リセットボタンを押すと、数秒でアップデートは完了します(※正確な手順は、ユピテルさんのホームページで確認してください)。

 こうして更新したポータブルナビの表示は以下のようになります。日の入り時刻を迎えたとはいえ、まだ周囲が明るい午後4時53分、ポータブルナビの表示は暗色系の夜モードに切り替わっていることが確認できます。


キャプション

 これで夜も安心してドライブを楽しむことができそうです。