2020年10月18日日曜日

ゴルフのリアシート折り畳み用のつまみが千切れる

 もう数年前のことになりますが、わが家のゴルフ号、フォルクスワーゲン ゴルフ3、のリアシートを倒すときにロックを外すために引っ張るノブが千切れてしまったことがありました。

 そのときは機構がよくわからなかったので自力でリアシートのロックを外すことができず修理もできなかったため、行きつけのショップに持ち込んでリアシートのロックを外してもらいました。

 同じことが起こらないとも限らないので、忘れないようにリアシートのロック機構のことを記しておこうと思います。



ゴルフはリアシートを倒して荷室を拡大することができます


 わが家のゴルフ号、フォルクスワーゲン ゴルフ3、は5ドアのハッチバックです。

 5ドアなので荷室の上のカバー(トノカバー)を外せば、かなり大きな荷物も積載することができますが、それでも容量が足りない場合は、リアシートを倒すことで、リアシート部分も荷室として使用することができ、マウンテンバイクを積み込んだりすることができます。

 わが家のゴルフ号のリアシートは分割可倒式となっていて、左右比6:4に分割されていて、それぞれ独立して倒す(折り畳む)ことができます。

 リアシートを折り畳むには、まず、リアシート座面の下にあるプルタブを前方に引っ張り、座面を前方に引き出して座面の後端を跳ね上げる形で前方シートの背もたれの方に押しやります。

 その後、リアシートのドア側のショルダー部分にあるつまみを引っ張り上げてロックを外して、背もたれを前に倒します。


つまみが千切れる


 上述したように、リアシートの背もたれを倒すには、まず、背もたれのロックを解除するために、リアシートのショルダー部についているつまみを引き上げるわけですが、あるとき、このつまみを引っ張ると、そのままぶちっと、つまみが引っこ抜けてしまいました。

 このつまみはゴム製で、たしかに以前からオイルブリードが発生しており、怪しいなとは思っていたのですが、まさか千切れるとは思っていませんでした。

 このつまみが千切れるとロックが外れず、背もたれを前に倒すことができません。このときは反対側のシートだけを倒して荷物を積載することができたので事なきを得たのですが、今後、もっと大きな荷物を積載するときに備えて、リアシートを全面倒せるようにしておきたいところです。

 トランク側から覗いてみたものの、簡単に目視できるところにロック機構が露出しておらず、いきつけのショップに持ち込み診てもらいました。

 もう昔のことで正確なことは覚えていないのですが、トランク側からリアシートの背もたれに沿ってマイナスドライバを挿しこみ、マイナスドライバーを上にスライドさせてロックを外してもらったように思います。


リアシートの背もたれのロック機構


 リアシートの背もたれのロック機構は次の写真のようになっています。


リアシートの背もたれのロック機構(ロック状態)

 上図の中央、緑丸部分にボディ側に生えているシャフトを咥えこんで、背もたれが不用意に前方に倒れないようになっているようです。

 ここで、リアシートの背もたれのショルダー部分にあるつまみを引き上げると、掛け金部分が次の写真のように引っ張り上げられて、緑丸部分のシャフトが逃げられるようになって、背もたれを倒すことができるようになります。


リアシートの背もたれのロック機構(ロック解除状態)

 この掛け金部分の裏側に突起があり、この突起にリアシートの背もたれのショルダー部分のつまみの先の輪がひっかけられていて、つまみを引っ張るとこの掛け金が引っ張り上げられて外れる、というようなことになっています。


リアシートの背もたれのショルダー部分のつまみが連結している箇所

 今回は、この掛け金の突起にケーブルを巻き付けて固定し、もともとのつまみのあった穴からケーブルを引き出しておくことにしました。

 こんな感じに簡易的に直しただけなので、また近いうちに外れてしまうかもしれません。

 そんなときは慌てず、このロック機構を思い出せば、なんとかロックを解除できるのではないかと思っています。



2020年10月10日土曜日

アウトシュタットの思い出(2001年) シュコダ館

 20年ほど前に訪れたAutostadt(アウトシュタット:フォルクスワーゲン社の自動車テーマパークのようなもの)の紹介をしています。

 アウトシュタットの中には、フォルクスワーゲングループ各社のパビリオンのような建物があります。

 前回紹介したセアト館に引き続き、今回はシュコダ館を紹介します。



シュコダ



 シュコダは、チェコの自動車メーカーです。

 前回紹介したセアト館のセアトもそうですが、このシュコダも日本では馴染みのない自動車メーカーだと思います。

 一時期、WRC(世界ラリー選手権)に、このシュコダのオクタビアが出場していたのでメーカー名は知っていたのですが、まさかフォルクスワーゲングループのメーカーだとは、ここアウトシュタットを訪れるまでは知りませんでした。


シュコダ館 "The SKODA Pavilion"


 シュコダのパビリオンに入り奥に進んでいくと、暗い部屋の中に繭のようなオブジェが設置されていました。


繭のようなオブジェがライトアップされています

 その中を覗いてみると…


繭の中にはオクタビアが展示されていました

 オクタビアが展示されていました。

 シュコダのパビリオンは、彫刻が置いてあったり、超巨大なシートが置いてあったりと、全体的に凝った展示をしていた印象があります。