折角のGWですが、新型コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛要請が続いているため、ドライブやツーリングを控える日々が続いています。新緑が映えるドライブやツーリングに絶好の季節ですが、医療従事者の方々にこれ以上の負荷を与えないためにも、ここはじっと堪えて、安心・安全に自然の中を駆け回ることのできる日々が訪れるのを待ちたいと思います。
そんなわけでこの休みは、わが家のゴルフ号、フォルクスワーゲン ゴルフ3、の割れてしまっているフロントバンパーを修理してみました。
わが家のゴルフ号のフロントバンパー
わが家のゴルフ号のフロントバンパーの構成は、純正のバンパーにディーラーオプションのリップスポイラーを組み合わせたものとなっています。
このディーラーオプションのリップスポイラーが、純正のものに比べてやや厚みがあるのに加えて、サスペンションをCOXのSS-1キットに交換しているため車高が下がっており、路面のうねりなどでしばしばリップスポイラーが地面に接触してしまいます。
ガリガリっと削れるのはもう仕方ないと目を瞑ることにしているのですが、何年か前にヒットした時に、見事に割れてしまったのでした。
放っておいて脱落してしまっては危険なので、補修して、また割れて、を繰り返して、今回で三度目の補修となります。
フロントバンパーの取り外し
割れてしまったリップスポイラーを裏側から補修するために、フロントバンパーを取り外しました。
フロントバンパーを取り外すために、フロントグリルも取り外しました。フロントグリルは下の写真の緑丸で囲った辺りにツメで引っかかって取り付けてあるので、割らないように注意しながらツメを外して、フロントグリルを取り外しました。
フロントグリルが止められているツメの位置 |
フロントグリル側のツメの位置 |
こうしてフロントグリルを外すと、フロントバンパーを取り付けているネジがあるので、そのネジを外します。ネジは上部に三カ所、ナンバー裏のインテークに何カ所かありました。
さらに下の写真のように、フロントタイヤハウジングの中にプッシュリベットで固定されているので、このプッシュリベットも取り外し、ウィンカーやフォグランプ、外気温センサーなども取り外すと、フロントバンパーが取り外せました。
フロントタイヤハウジング内のプッシュリベットも外しました |
FRPによる補修
今回割れたリップスポイラーは過去にも二度ほど修理したことがあります。
一度目はプラリペアを使用して、割れた断面を接着しました。
それから二年ほど経った頃、再び割れてしまっていたので補修しましたしたが、このときはプラリシートを使用して、割れた断面ではなく裏側から補強する形で補修しました。
今回は前回の補修から三年ほど経過しているので、大雑把に考えると、裏面から補強した方が長持ちするといえそうです。
よって今回も裏面から補強することにし、コストパフォーマンスを考えて、FRP材で補修することにしました。
青枠内がひび割れた部分 |
前回補修して今回も割れてしまった個所は、シートが割れたわけではなく、シートが剥がれてしまっただけのようだったので、シートの強度不足ではないと考え、グラスマットは一枚でいいということにしました。
剥がれないように接着面を広くし、接着面の脱脂を行ない、軽くやすりがけをして面を荒らして施行してみました。
おもて面のひび割れ跡は残ったままですが、どうせ、路面に接触した時に傷だらけになるので、これはそのままで良しとして、外したときの逆の手順でフロントバンパーを取り付けて、完成です。
早く自然の中に駆け出したいものです。
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