10月2日から二週間にわたって開催されていた本年のSSTRが、昨日終了しました。
昨年に引き続き、コロナ禍の中で開催が危ぶまれたのではないかと思いますが、開催期間には緊急事態宣言も解除され、感染拡大防止に気を付けながらも無事開催されたのでした。
そんなSSTRに今年も参戦してきたので、参戦の様子を紹介していきます。
SSTRとは
SSTRとは、「Sunrise Sunset Touring Rally(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)」の略称で、オートバイ冒険家の風間深志さんが発案したツーリングイベントです。
各自、日の出とともに日本列島の東海岸を出発し、道の駅やSA/PAなどに立ち寄りポイントを稼ぎ、一定数以上のポイントを獲得しつつ、その日の日没までに日本で唯一自動車が走ることのできる砂浜である日本海の石川県千里浜に到着することを目指す、というイベントです。
全国各地から日の出とともに出発したライダーたちが、千里浜なぎさドライブウェイに集まってくる。沈む夕陽をバックに千里浜をバイクのヘッドライトが列を成す様は圧巻のイベントです。
SSTR2021千里浜ゴールの様子 |
SSTR2021
例年は5月に開催されていたようですが、昨年はコロナ禍に見舞われ、変則的に10月から3月までの間に各自が実施するmySSTRとして実施されました。
SSTR2020に参加したときの記事一覧 |
プロローグ |
準備 |
ルート検討 |
参戦・前編 |
参戦・後編 |
エピローグ |
コロナ禍が終息しないなか、関係者のご尽力によって、密を避けつつ、適度に集結できるようにだと思うのですが、10月2日~10月16日と期間を分散させて開催されました。
参戦前の楽しみ~ルート設定~
このSSTR、実は参戦当日だけではなく、参戦までの期間も楽しむことができると思っています。
SSTRでは、ゴールは千里浜なぎさドライブウェイと決まっているものの、出発地点や経由地は決められていません。つまり、条件を満たしさえすれば、どこから、どんなルートを採ってもよいことになります。
ですので、「どこから出発しようか」とか、「どこの”指定道の駅”に寄ろうか」とか、「どのルートで行こうか」など、参戦前から地図とにらめっこして、妄想ツーリングを楽しむことができるのです。
そんな妄想ツーリングを幾度となく繰り返し、最終的に出発地点は、昨年と同じ千葉県塩浜としました。別の地点にすることも考えたのですが、緊急事態宣言下の県境を跨ぐ移動の自粛が求められていたため、海なし県である埼玉県在住の身としては、必然的に他県となってしまう海岸線沿いを下見することができなかったので、昨年の実績がある塩浜を出発地点とすることにしました。
また、ルートは、関越自動車道-志賀草津道路ー長野自動車道ー北陸自動車道、といった高速道路主体のコース取りとしました。
昨年よりひと月ほど早い時期の参戦となるので、走行可能時間としては昨年より1時間ほど余裕があることになります。昨年は昼食を摂る余裕もないほど時間に追われていて、ツーリングを楽しめなかった(SSTR自体は楽しめました)うえ、体力的にきつかった(結果、コンビニで立ちゴケしてしまった)、という反省もあったので、高速道路主体で距離を稼ぎ、メインディッシュはR292志賀草津道路の渋峠越えの一点に絞る、というルートでアタックすることにしました。
とはいえ、各道の駅/SAでの休憩を長めに取っているので、当日の日の入り時間に対し、1時間遅れのゴールとなる想定となっていました。ここは、道路の流れ具合や、実際の休憩時間によって短縮されると考えていたので、ちょうど日没時間くらいに到着することを想定していました。
その他、ロングツーリングに向けた装備を揃えるということも楽しみの一つでもあるのですが、こちらに関しては昨年の参戦時にほぼ準備し終えていたのと、昨年参戦以降の県内ツーリングで使いこなしていたので、あらためて用意するほどのものもなく、天気予報とにらめっこしながら、一日一日と迫る参戦当日を待ったのでした。
SSTR参戦にあたって用意しておいた方がよい小物についてはコチラ
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