今年もSSTRに参加してきました。
今年のSSTRは、2020年から参加している私としては初の5月開催となったため、10月開催では約10時間しかなかった日の出から日の入りまでの時間が、約14時間と4時間近くも伸びました。そこで今回のSSTR2022では下道縛りでの完走に挑戦し、無事、千里浜での日の入りを拝むことが出来たのでした。
今回は、スタートまでの様子を紹介します。
SSTRとは
SSTRとは、「Sunrise Sunset Touring Rally(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)」の略称で、オートバイ冒険家の風間深志さんが発案したツーリングイベントです。
各自、日の出とともに日本列島の東海岸を出発し、道の駅やSA/PAなどに立ち寄りポイントを稼ぎ、一定数以上のポイントを獲得しつつ、その日の日没までに日本で唯一自動車が走ることのできる砂浜である日本海の石川県千里浜に到着することを目指す、というイベントです。
全国各地から日の出とともに出発したライダーたちが、千里浜なぎさドライブウェイに集まってくる。その日一日、同じ目的を持って走り続けたライダーたちが千里浜に集まる、そんなことにうるっと来てしまうようなバイクのイベントです。
SSTR2022日の入り直前の千里浜なぎさドライブウェイ |
スタート地点
10月開催のSSTRでは、日の出の方角は南寄りの東だったため、東京湾の北岸でも多くの場所から海から昇る太陽を拝むことが出来ていました。よって、これまでは自宅からの移動時間をなるべく短くするために千葉県の塩浜をスタート地点としていました。
しかし、今回の5月開催では、日の出の方角は北寄りの東となるため、東京湾北岸では陸地から日が昇ることになり、少し南下しないと海から昇る太陽を拝めません。
※ ちなみに海から昇る太陽を拝める場所からスタートしなければならないというルールはありません、あくまで個人的な拘りです
こういった日の出の方角に加え、今回のSSTRではオール下道での完走を目標としたので、スタート前に少しでも千里浜に近づいておきたいというのもあって、スタート地点は神奈川県は小田原の酒匂海岸としました。
SSTRに向けて酒匂海岸を下見 |
スタート地点へ
私が参戦した5/28の小田原の日の出は4:32なので、午前2時前に起床し急いで身支度を済ませると、首都高-東名-小田厚と乗り継いで出発地点である酒匂海岸に向かいます。
前日までの雨は止み、路面もほぼドライとなってコンディションは上々でしたが、東の空では時折雲の中を稲光が走り、天候の不安も完全には拭いきれないスタートとなりました。
小田原東ICで小田厚を降り、SSTRスタートに備えて燃料を満タンにして、参加賞として本大会のスポンサーでもあるシュアラスターさんのLOOPパワーショットも投入して、いざ酒匂海岸へ。
4時前にもかかわらず、酒匂海岸にはSSTRライダーが数十台集まっており、あとから来たライダーはバイクの駐輪場所に困るほどの盛況ぶりでした。
SSTRライダーたちでいっぱいの酒匂海岸 |
海岸で海を眺めながらゼリー飲料でカロリー補給をしたりしながら日の出を待ちます。
やがて東の空の雲間にオレンジ色の光が見え始め、待望の日の出を迎えます。空には雲が多く日の出は拝めないかとも思ったのですが、燃えるような太陽が湘南平の山陰から顔を出し、いよいよSSTRの幕が切って落とされたのでした。
日の出、SSTRスタートです |
2023 初参加のものです。酒匂川スタート混雑状況、参考にさせていただきました。ありがとうございました。
返信削除お役に立てたなら何よりです。
削除是非楽しんで来て下さい。ご安全に!