わが家のモンスター号、ドゥカティ モンスター 400、でツーリングを楽しむために、リアキャリアを自作してその上にトップケースを取り付けていました。こうして積載能力を飛躍的に向上させたモンスター号を駆って、久々のロングツーリングに出かけたところ、自作キャリアを取り付けていた鉄パイプが破断してしまいました。
ソフトバッグかハードケースか
先代のSRX号にしてもそうですが、車体が古いせいか、ツーリング向けの車体ではないせいか、ハードケースをを取り付けるための市販のリアキャリアがありませんでした。
これまで適当なバッグをリアシートに括り付けてツーリングを楽しんできていたのですが、道の駅やコンビニ、SA/PAなどで休憩するたびに、バッグを外して、出発前にバッグを取り付けて、という煩わしさがあったため、防犯上やや安心感のあるハードケースを使いたいと常々思っていました。
リアキャリアを自作しトップケースを取り付ける
わが家のモンスター号には、前のオーナーさんによって社外品のリアキャリアの台座のような鉄パイプ製のものが取り付けてありました。
そこで、その台座のような鉄パイプを延長するような形に自作のリアキャリアを取り付け、そこにハードケース(トップケース)を取り付けることにしていたのでした。
自作したリアキャリアにトップケースを取り付けた時の記事はコチラ
これまで何度かショートツーリングをこなし、出先でお土産などをゲットして積載しても、ぐらつきや緩みが発生するなどといった問題が発生していなかったため、実使用に耐え得ると判断していました。
リアキャリアを取り付けた鉄パイプの破断
こうして積載能力を向上させたモンスター号とともに、2泊3日、高速道路と山越えルートを織り交ぜた総走行距離1300km程度のロングツーリングに出かけたのですが、三日目の朝、トップケースの様子を確認するとぐらつきが見られ、確認すると自作リアキャリアを取り付けていた鉄パイプが半分ほど破断していたのでした。
走行中に断裂していたら、後続車にトップケース爆弾を投下することにになっていたわけで、そんなことにならなくて本当にラッキーで、旅の途中で旅の安全を祈念して立ち寄った神社の神様たちのご加護かなと、感謝の気持ちでいっぱいです。
最終的にはこんな感じに断裂してしまったリアキャリアを取り付けていた鉄パイプ |
お土産満載の重量増が原因かも
社外品のリアキャリアの台座のようなものが、リアキャリアの取り付けを目的としたものではなく、単なるグラブバー的なものだったのかもしれないのに、そこに片持ち構造のリアキャリアを増設し、そこに地ビールなどのお土産を格納して重量の増したトップケースを載せたもんだから、レバー比もあって、取り付けられた鉄パイプには相当の応力が掛かっていたのでしょう。
そういった計算を行なうスキルがない素人が自作するものじゃないですね、と痛感した出来事でした。
今後のモンスター号の積載能力向上計画
モンスター号をよく見ると、リアフェンダー内にフレームが伸びているので、フェンダーを外せばその上にトップケースを取り付けることはできそうな気がします。
しかし、このフレームもタンデムシート付近から片持ちで伸びている鉄パイプなので、今回のように重量物の搭載には不向きな気がしますし、ここが折れたら目も当てられません。
というわけで、重量物は重量物を載せても問題ない場所、タンデムシートに乗せるのが一番安全なのかなと思いました。
これまでのようにソフトバッグを括り付けるというのが一番無難なのですが、ハードケースの利便性も捨てがたく、タンデムシートにトップケースを括り付けるような形を実現できたらいいな、と考えています。
0 件のコメント:
コメントを投稿