寒いし、関東でも山道は路面凍結の恐れがあるし、再びまん延防止重点措置が実施されて、県境を越えての不要不急の移動の自粛が呼びかけられているので、昨シーズンモンスター号で気になっていた点を少しずつメンテナンスしています。
まずはメータクラスタの水漏れの原因を突き止めるべく、メータクラスタを分解してみました。
メータクラスタの水漏れ
わが家のモンスター号、ドゥカティ モンスター400、は雨の中を走行したりすると、メータクラスタ内に浸水してしまうようで、雨天走行の後はしばらくの間メータが曇ってしまう症状に見舞われています。
メータが曇ってしまうときの様子 |
メータクラスタの分解
メータクラスタをトップブリッジに固定しているボルトを外し、各種信号線がつながっているコネクタを抜くと、モンスター号からメータクラスタを取り外すことができました。
こうして取り外したメータクラスタを眺めてみると、メータクラスタ分解のとっかかりになりそうなのは、メータクラスタの裏側にあるトルクスねじくらいしか見当たりません。そこでまずはこのトルクスねじを外します。
すると、二眼メータの間にある鼓状のプラスチック部品を外すことができました。
トルクスねじを外すと外れた部品 |
このあと、記憶が曖昧になっていますが、確か、メータクラスタのベゼル側をハウジング側から抜き取ることができました。
ハウジングから抜き取ったベゼル側の部分 |
メータが収まっていたハウジングの部分 |
メータ本体の裏側からベゼルのツメを押し出すと、ベゼル部分とメータ本体を切り離すことができました。
メータ本体から切り離したベゼル部分 |
メータベゼルを外したメータ本体 |
メータベゼルをメータ本体に取り付けているメータベゼルのツメ部分 |
メータ本体に取り付けられたゴムのパッキンを、メータベゼルとメータハウジングで挟み込んで水の侵入を防ぐ構造になっているようです。
パッキンを見たところ、硬化や亀裂は見受けられませんでした。一部に泥が挟まっていたのでこの泥を取り除き、全体的に水洗いして綺麗にしてから、再び組み直しました。
効果のほどは
水漏れ箇所を特定することはできませんでしたが、パッキンを清掃して組み直したので、これで水漏れしなくなったかどうか、今後の曇り状態を見て判断したいと思います。
ベゼルのインジケータの部分の汚れも拭ったせいか、インジケータのくすみが解消されて、これまでより綺麗に光って見えるようになったのは少しだけ気持ちいいですね。
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